最近、古い家をリノベーションしてカフェにした「古民家カフェ」なるものが増えてきました。
古いのにどこか新鮮で、
非日常であるはずなのに、何となく懐かしさも感じる。
新しくないのに素敵なもの。
古建具たちに囲まれて過ごす時間は、また格別ですよね。

そんな質感と表情が豊かな古建具に魅せられ、ご自身の住まいにも利用するお施主さまも増えています。
それも古建具ファーストで、お気に入りの古建具に合わせた部屋作りをする方も少なくないんです。

古建具の魅力のひとつに挙げられるのは、現在の工業生産や住宅建具づくりでは、なかなか再現できない「職人の技術」が垣間見えるところ。
等の昔に生産を終了してしまった手作り硝子や、ステンドグラスのような色硝子などを納めた古建具のかまち戸(※1)もあります。


古建具は、新しく創り出されるものではなく、どれもがほぼ一点もの。
ですから、古建具との出会いは、縁や運、時間も必要です。

今すぐではなくても、いずれ古建具のある住まいを実現させたいと考えている方は、少しずつ探してみるのもいいかもしれません。
お気軽にご相談くださいね。
以上、木と光と風の家、瀧一級建築士事務所でした。
※1 かまち戸
框(かまち)と呼ばれる枠材で枠組みされた中に、ガラスや格子などをはめ込んだ戸のこと
採光面が広くとれるため、明るい空間をつくることができる
※2 舞良戸(まいらど)
舞良戸と呼ばれる細い桟を、横または縦に等間隔で取り付けた戸のこと
室町時代から使われている、書院造りの建具
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