数回に分けてお伝えしてきたカビ対策。
でも残念ながら、100%カビの発生を防ぐ方法はないに等しいのが正直なところです。
今回のテーマは、「それでもカビができてしまったら」。
カビの被害を最小限に抑える方法と、注意点をご紹介します。
1、エタノールを使う
ブログで以前、こんな記事をアップしました。
(「エタノールで窓ピカピカ!」https://takikensetsu.hateblo.jp/entry/2024/01/23/060000)
このエタノールでカビの繁殖を抑えることができるんです。
カビに向いているエタノールは、手指消毒に使うものより濃度の濃い「無水エタノール」。
場所や素材によってはシミになってしまう恐れがあるので、目立たない場所に塗ってみて、影響がないかどうか試してから使うようにしてください。
このとき注意したいのが「ゴシゴシこすらない」ということ。
死滅させられなかった菌を、ほかの場所に移してしまうことになるからです。
また、カビ菌が飛び散ってしまうため、トントンと叩くのもNG。
グッと押し付けるようにエタノールを塗布するのがポイントです。
2、かたく絞った雑巾で拭く
エタノールで死滅(もしくは微弱化)させたカビを、雑巾でふき取ります。
この際も、ゴシゴシorゴリゴリは厳禁!
「取り除く」ことを意識して、やさしくきっちりふき取ります。
ふき取ったあとはしっかりと乾燥。
木の部分には、ワックスやオイル(できれば、ミツロウや米ぬかなど自然由来のもの)を塗り保護すれば完了です。
あとやってしまいがちなのが「カビを掃除機で吸う」という行為。
これも、カビ菌を部屋中にまき散らしてしまうことになるので、絶対やらないでくださいね。
以上、木と光と風の家、瀧一級建築士事務所でした。
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