突然ですがみなさん、この天井に開けられた穴、なんだかわかりますか?

実はこれ、煙突を通すための穴。
というのも、お施主さまの強い希望だった「薪ストーブ」を設置するからなのです。

設置する場所の床や壁は、耐熱に優れた素材(タイル)を使用。
お手入れもしやすいので、薪ストーブ周りに最適です。

薪ストーブとは、薪(木)を燃料として部屋をあたためる暖房器具のこと。
歴史はとても古く、14世紀後半のフランスで誕生したと言われています。
ヨーロッパ全体に広まったのち、日本に初めて薪ストーブが作られたのは1856年の函館。
現在は鉄製の薪ストーブが主流ですが、明治時代に一般家庭に普及するようになるまで、ブリキ製が主流だったそうです。
エアコンやファンヒーターなど、スイッチ一つで空間を温める器具がたくさんありながら、手間のかかる薪ストーブに、近年人気が集まっています。
写真(9月末)
パチパチとはぜる薪の音、ゆらゆらと揺らぐ火の癒し。
陽だまりのような優しい暖かさは、たとえ手間がかかったとしても、それに代えがたい魅力があるのかもしれません。
また、SDGsの観点からみても薪ストーブは大注目アイテム。
薪を燃やすことで発生するCO2は、木の光合成により吸収され、その間伐材が薪としてまた利用される……。
自然界においてCO2が循環される=プラスマイナスゼロ
まさしくこれからのスタンダード、カーボンニュートラルなのです!
「薪ストーブって、1年でどれくらい薪が必要?」
「お手入れってどんなことをする?」
「あまり手間がかからないようにはできないかな?」
などなど、薪ストーブに関する質問もお気軽にお問い合わせくださいね
以上、木と光と風の家、瀧一級建築士事務所でした。
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